まだ寒い日が続いていますね。
毎年冬になると、住宅の結露・乾燥・一番よく聞く寒さに悩まされる方が少なくありません。良ければ、断熱リフォームで解決しませんか?
【冬になると起こるトラブルと言えば…】
●結露
断熱性が低い窓は結露が起こりやすくなります。結露が発生するとカビやダニの原因になり、人体や住宅にも悪影響です。外気で冷えにくい窓へのリフォームなどで対策しましょう。
●乾燥
冬は空気が乾燥しており、住宅内でも空気の湿度が低くなります。乾燥した空気は冬の大敵インフルエンザウイルスの繁殖にもつながるため、湿度を一定に保つことが大切です。
●寒さ
最も多い悩みである寒さは、扉や窓の断熱性の低さが原因です。部屋の熱は半分以上が窓から流れると言われているため、扉や窓の断熱性を高めることは必須になります。
【断熱リフォームで悩みを解決しましょう】
・断熱リフォームのメリット
断熱性が高まることで室内の空気が外に逃げず、外気が入りにくくなるので、夏は涼しく、冬は暖かい住宅を叶えることができるのです。気温差が少なくなるため、冬に多いヒートショックを防ぎ、健康にもよい影響を与えられるのもメリットの一つです。
外気が入りにくくなると住宅の劣化も防げるなど、多くのメリットがあります。
【断熱リフォームの主な種類と費用相場】
壁の断熱リフォーム
壁の断熱リフォームは大きく分けて「外張り断熱」と「内断熱」の2種類です。
外張り断熱は住宅全体を断熱材で覆うような施工方法で、住宅規模によって費用は大きな差があります。内断熱は住宅の中から断熱材を入れる施工方法で、日本の住宅ではほとんどが内断熱になります。
費用相場 1m²あたり4,000~8,000円程度。
外壁・屋根の断熱リフォーム
外壁の塗装には断熱塗装があります。しかし、暑さに対する効果は高いものの、冬場の冷えは改善されにくいのが欠点です。屋根の断熱リフォームは内側から断熱材を施すほか、瓦葺き(かわらぶき)の屋根の場合は瓦の下に断熱材を取り付ける方法があります。
どちらも費用は1m²あたり3,000~6,000円程度です。
窓の断熱リフォーム
窓の断熱リフォームは、最も手軽かつ効果が得られるリフォームです。単板ガラスから複層ガラスへ交換する場合は、窓だけでなくサッシの交換も行います。費用は1窓あたり17万円からで、掃き出し窓の場合は35万円程度かかります。
費用を抑えたいなら内窓の設置もおすすめです。1窓あたり8万円からですが、こちらも掃き出し窓の場合は高額で20万円程度かかります。
天井の断熱リフォーム
天井の断熱リフォームは「敷き込み工法」と「吹き込み工法」の2種類です。吹き込み工法はブローイングとも呼ばれ、敷き込み工法に比べて断熱性が高いものの、費用は高くなります。
費用相場 1m²あたり4,000~8,000円程度です。
床下の断熱リフォーム
床下の断熱リフォームは「床下断熱」と「基礎断熱」の2種類です。床断熱はフローリングなどの床材の下に施しますが、基礎断熱は基礎部分に施すので基礎が傷んでいると行えません。
費用相場 1m²あたり4,000~8,000円程度です。
冬の冷えは人体にも影響を及ぼします。
気になるようであれば、すぐに解決していきましょう。